ご指定週のいずれかの日に発送します。
搾乳後、冷凍したミルクを、当日、もしくは翌日の新鮮な状態で発送しますので、あらかじめご了承ください。

180ml×5本

1ヵ月（製造日込）
解凍後は速やかに消費ください。

こちらの商品は、毎年4月頃～11月頃までの販売となります。

ヤギのミルクの脂肪球は牛乳の6分の1と小さく、消化しやすいのが大きな特徴です。
そのために下痢や便秘になりにくいと言われています。
また「αS1-カゼイン」という、牛乳アレルギーの原因となるたんぱく質が人の母乳とヤギのミルクには含まれていません。
「β-ラクトグロブリン」というタンパク質はヤギミルクにも存在するため、非アレルギー食材というわけではありませんが、ヤギミルクが牛乳よりもアレルギー性が低いことは間違いないようです。
鉄分の吸収率をあげるアラキドン酸が多く含まれることも、牛乳にはない特徴です。
牧草を食べて育つ牛と違い、草以外の樹木の皮など、さまざまな植物を餌にすることから、豊富な栄養を持つミルクが産まれるのです。

牛乳を飲むと、お腹がゴロゴロするお子さんがいらっしゃいます。発疹やかぶれ、吐き気など、広範囲な反応を併発しない場合、これは牛乳アレルギーではなく、ほとんどが「乳糖不耐症」です。
ラクトースという乳糖を分解できず、消化不良や下痢を起こしてしまうのです。
実はワンちゃん、ネコちゃんも乳糖不耐症（特に大人になると）です。ですから、ペット用のミルクは山羊乳なんです。ご存知でした？
ヤギミルクは
・牛乳に比べて、ラクトースが小さくて、少ない
・脂肪の成分（脂肪球）が牛乳より小さい
・含硫アミノ酸が多く含まれ消化を助ける
なので、ペットには重宝です。
このヤギミルク、国産モノはほぼ流通していないので、殆どがパウダーなどに加工された輸入品です。
ホンモノをお試しになってみませんか。

ヤギミルクは、上手に冷凍・解凍することで美味しく楽しめます。
牛乳を冷凍すると「分離」します。これは、「水分」と「脂肪分」の氷点が異なるため、冷凍時に起こってしまう現象です。また、融点も異なるため、解凍の仕方次第でその度合いが強くなってしまいます。ゆっくり冷凍し、ゆっくり解凍するほど、分離が進みます。分離が起こると、飲み口にざらつき感があり、風味がなくなってしまいます。
ヤギ乳は、牛乳に比較すると脂肪球が1/6と小さいため、牛乳ほどの影響はでませんが、いずれ分離は生じます。　この分離を最小限に抑えるため、180mlという小さな容器にして素早く冷凍するようにしています。
解凍は、冷蔵庫による自然解凍より、冷水（氷水）による解凍をお奨めします。速やかに解凍するためです。
※ただし、常温による解凍は衛生管理上、行わないでください。大きめのボールに冷水は張り、PETボトルを沈めるようにして解凍ください。
賞味期限は1〜2ヶ月は大丈夫ですが、梅雨期や夏季などはご家庭の冷凍庫では庫内温度が不安定になることから1ヵ月を目安とした消費をお願いします。

冷凍した際に黄ばんでみえるのは、正常であり、解凍すると戻ります。
黄ばみは脂肪の色です。通常は、脂肪球が水の中に漂っている（コロイド状）ので、光を乱反射して真っ白に見えます。冷凍すると固まりになってしまうため、乳脂肪本来の色が出てしまうのです。
また、解凍後、かたまりがあったら、それは煮沸時に起こるたんぱく質の凝固です。これも問題ありません。